以前、朝ウォーキングしている方のノーマスク率が上がってきた、のように書いたことがあります。
これについては横ばいというか、いつも同じ方が我が家の自宅周辺をウォーキングしているので率はあまり上がっていないのですが、その一方でマスクしたままウォーキングする方やジョギングする方もいて恐怖を感じますね。
もし健康のために歩いたり走ったりしているのであれば、マスクして運動することが健康を害することを知らなくてはいけないし、デメリットしかありませんからね。
今週はわりと新患さんが多いのですが、車や家ではマスクしていないのに来院時や治療時はマスク着けるって方が多くて辟易。それ本当に感染対策としてやっているのですか?
もし本気でそう思っているのであれば、ウイルスなんて24時間365日存在しているわけで、車や家の中にだって普通にいることを理解して24時間常時マスクしてなきゃいけないんですよ。
自分の都合に合わせてマスクする。もちろん、各位でいろいろな理由があることは承知していますが、こと新コロに関してだけ言えば、シチュエーションによってマスク着ける外すはダメだと思うんですよね。
新コロが怖い、誰かに伝染したら大変、なんて理由でマスクを着ける方。それならば絶対にマスクは外しちゃいけません。感染のリスクは車や家の中でもあるのですから。
小沼は新コロに否定派ですから、マスク? なにそれ? ですけどね(笑)
さて、先日、若松市内と坂下町に新しくコインランドリーがオープンするとチラシが入っていました。
少し前に中古車販売店が異様に増えた時期がありましたが、今はコインランドリーがトレンドなんでしょうか?
柔軟剤の排気臭がすごいので正直これ以上はコインランドリーいらないよ……と思っていましたが、チラシを眺めていると『香りビーズ系の柔軟剤や粉洗剤等は、機器の故障につながりますのでご利用できません』とあるじゃないですか!?
お、もしかしてナチュラル系のコインランドリー爆誕かと期待しましたが、
洗剤・ソフターは自動投入されるようで、ちょっと残念。
検索したところ、このコインランドリーの本社は猪苗代にあるみたいですね。
どんな洗剤と柔軟剤なんだろう、と思ったので本社に連絡したのですが、担当者不在とのことでお返事いただけず(この日、ちょうどオープンだったみたいで多忙を極めていたようです)。
また時間をみつけて、こちらからも連絡してみたいと思います。
こちらの会社のコインランドリーを使った方がブログに書いていたのですが、
洗濯機の扉を開けると柔軟剤の良い香り~・・というのはとくにしませんでしたが、
とあるので、おそらく業務用の無臭の柔軟剤かと思われます。もしくはブログ執筆者さんの嗅覚が壊れているか。
しかし、「柔軟剤の良い香り~」って、小沼からしたら信じられないコメントです。こういう方が多いから柔軟剤を使う方が減らないのでしょうね。
それで、チラシには柔軟剤を入れると洗濯機が故障するので入れないでくださいと注意書きがあったのですが、これは本当です。
そこにエビデンスはないのですが、修理業者さんやメーカーは暗黙の了解といいますか、現場および事実レベルで確認されていることです。
詳細は以下のブログをご覧ください。
[sc_Linkcard url=”https://kadenkaikata.hatenablog.com/entry/2018/12/29/%E6%B4%97%E6%BF%AF%E6%A9%9F%E3%81%8C%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1″]
上記ブログから抜粋。
洗濯機の使用回数、縦型 or ドラム型、ゴミのたまり具合などによっても故障条件は左右されますが、柔軟剤が直接的ではないにしろ間接的にその大きな要因になっていると。
もうほぼ柔軟剤が故障の原因でしょうね。
柔軟剤は接着剤のようにこびりつく作用があるので、洗濯槽が固まることで故障しやすくなる、と。
また、柔軟剤のニオイ(あえて香りと書かない)と書いているところも好感が持てます♪
柔軟剤のニオイをこんなに強くしているには理由があります。小沼はこれまで何度も書いていますが、汚れが落ちておらず、それらがミルフィーユ状になって重なっていき、それが生乾き臭の原因になっているからです。つまり、生乾き臭を感じさせなくするためにさらに強いニオイでマスキングするってことです。
CM では生乾き臭の原因を菌(おそらくモラクセラ菌)のせいにしてますけど、自社で作っている洗剤にあまりにも汚れ落とし能力が低いために菌を槍玉に挙げているだけです。
菌が生乾き臭の原因であるという考えであれば、抗菌洗剤や除菌洗剤を使うことで生乾き臭が消失するはずですし、そうであれば合成洗剤も香料を入れる必要なんてないはず。無臭で勝負しろって感じですね。
抗菌・除菌洗剤を使ったとしてもモラクセラ菌は減らせないし(常在菌だから)、そもそも合成洗剤ではモラクセラ菌の好物である皮脂汚れは落とせません。また、最近はすすぎ1回の合成洗剤が増え、それは単純に消泡剤を入れているだけなのですが、洗剤の残りカスは普通に残っている状況。となれば、残りカスや皮脂を好んで食べるモラクセラ菌からしたらパラダイスであり、食後のフンもしっかり残していきますよね(生乾き臭の原因はモラクセラ菌のフンだと言われています)。
結局は抗菌洗剤を使っても生乾き臭は消せないし、だから、さらにニオイの強い柔軟剤を使う(使わせる)っていうマッチポンプの完成です。
とある理系 Youtuber の動画の一コマです。
柔軟剤って簡単に言えば、布の表面に油の膜が張った状態を作るわけです。
だからこそ、吸水性はダダ下がりになるんですけど、油の膜の上にも下にも汚れが溜まり、それは合成洗剤では落ちません。そして、また柔軟剤を使うと上述したように汚れのミルフィーユが出来上がります。
そこへ吸水性の低下が起こっているわけですから、衣類の繊維の隙間にきちんと水分が入ることもなく、日常の洗濯はただ表面を濡らしているだけ、香料をつけているだけ。
また、合成洗剤には漂白剤や蛍光増白剤といった「白く見せるため(キレイになったと錯覚を起こさせるため)の化学物質」がたくさん入っていますから、見た目はキレイになったように感じるだけで中身(繊維の奥)は汚れでびっしりということになります。
だから、臭うんです。
だから、「香り長持ち」「本格消臭」を謳う柔軟剤を使っちゃうんです。
柔軟剤を使った衣類を石けんで10回洗っても黒い水が出てくるツイートです↓
何回、洗濯してもクサイ臭が取れないと思ってるなら、
それは汚れが落ちてない証拠。
香りづけするより、石けん(粉や液体)で洗ってみて。
写真は洗剤&柔軟剤で洗濯した服を、石けんで洗うこと10回目のすすぎ。
まだ黒い水と垢が…。
これで香りつけても、ただクサイだけ!#柔軟剤 #臭い #香害 pic.twitter.com/nfML7viHfL
— Natural life(香害NO!石けん派!) (@Dokinfish) August 12, 2019
さっきも書きましたけど、本格消臭って謳うのであれば香料いりませんよね? なぜにそこまで強い香料を使う必要があるのでしょうか?
本格消臭じゃなくて、具合が悪くなるほどの香料をぶっかけるだけの「本格隠蔽」(ニオイのね)ですよね。
消臭(というか包み隠す)のために、それを使わない人たちが香害という被害に遭っているわけです。
コインランドリーもどんどん出店するのはいいですが、やっぱりナチュラル系(重曹やクエン酸で洗う/マグちゃんのみで洗う)コインランドリーがどんどん出てきて欲しいです。
ナチュラル系コインランドリーの排気だったら苦しくないでしょうね。
そもそも不特定多数が利用するコインランドリーにおいて、ニオイの強い洗剤や柔軟剤を使うという思考がおかしいと思うんです。コインランドリーといえども公共の場ですからね。
これは給食着にも言えることであり、自分専用の給食着ならいざ知らず、他人も着るものに激臭の柔軟剤を使うっていう気遣いの無さ、リテラシーの低さに愕然とします。
まぁ、そういう人たちだからこそ柔軟剤を使っちゃうんでしょうけどね(^_-)-☆
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