ニュース番組ではインフルエンザが警報レベルになりそうだと報道していました。
個人的にはこういう報道は心配したり不安になる人が増えるだけでメリットがないと思っています。知らぬが仏って言葉もありますしね。
そういう小沼は、ずっとインフルエンザのことを忘れていましたし、ニュースを観て強制的に思い出させられたわけですから気分が悪いです。
それで、昨年の12月頭にこのようなエントリーをしました。
インフルエンザ拡大に関する一考察
https://web-onuma.com/note/influenza-vaccine/
要約すると、
インフルエンザワクチンをした人は不顕性感染の状態なので、ウイルスをばらまいている可能性があるよ、ということです。
おそらく、小沼もふくめて今現在も不顕性感染状態の方がほとんどだと思います。つまり、インフルエンザには感染しているでしょう。それが食べ過ぎ、過労、冷え、直接糖の摂取……etc が原因で免疫力が低下することで発症してしまうわけですね。
で、インフルエンザを予防するためには「これが効果的」「あれがいいらしい」など、様々な情報が出ております。ですので、おぬま治療院からも簡単にできる情報を出したいと思います。
上の画像に 赤い● で表示したところに「大椎 (だいつい)」というツボがあります。位置でいうと第7頸椎と第1胸椎の間になります。ここを温めるとインフルエンザの予防になります。
パートナーがいる方はせんねん灸をすえてもらうといいですし、パートナーがいない or いてもお灸してくれない(笑)……という方は、貼るカイロで温めるのも有効です。もちろん、インフルエンザだけでなく一般的な風邪にも効果的ですよ。
昨日の夜まで元気だったけど今朝起きたらダルいし寒気がする、風邪かも? なんてときは早めに首の後ろの「大椎」を温めてください。なお、熱があるときはやめておいた方が無難です。
大椎の探し方を記します。下を向いたときに首の後ろに飛び出る骨があり、その仲で一番大きな骨が第7頸椎です。その下のくぼみに大椎があります。
ひとつご理解いただきたいのは絶対法則ではないということです。大椎を温めたから絶対に風邪やインフルエンザを予防できるか、と問われたら NO です。
いつも言うように “すべてはバランス” なんです。免疫力が低下する生活を送っているのに大椎を温めたって、発症を阻止することは難しいのは分かりますでしょ?
食事、睡眠、ストレス、温め。様々なことがバランスよくできているからこそ発症せずに乗り切れるわけです。
紅茶がインフルエンザ予防にいいと聞けば、それだけを毎日摂取する。カフェインがコーヒーよりも多いことを知らずに。興奮状態が続けば交感神経の優位となり、免疫は低下します。それは結果的に発症に向かってしまいます。
どれかひとつが突出してもバランスは崩れます。情報収集の偏りにも注意したいですね。