日本の夏特有の高温多湿は少しずつ変化してきているようです。
気温が上がっても湿度が低く、またギラギラの日差しもマイルドになっています。
今朝も長男の散歩は上着を着ようか迷うくらいの気温。
涼しいを通り越して「ちょっと寒い」になってきています。
朝晩は秋の虫が鳴き始めました。夏から秋へ、確実にシフトチェンジしていますね(*^^*)
そして、今日から新学期。二学期も多くの学びを得ましょう!
***
日曜日は患者さんのご葬儀に参列。
生前、当院に対してものすごく懇意にしてくださった方ではないのですが、長女の同級生の親御さんだったり、実は同じ塾に行っていたり、飯寺に住まれていたり、と単なる患者さんと鍼灸師という間柄ではなかったため、最後にお礼を伝えに行ってきました。
思えば初めての出会いは最悪で(笑)。
高圧的な態度、予診票は判読できない金釘流、突っかかってくるような問診の受け答えなど、いわゆる「馬が合わない」というやつだったと記憶しています。
故人を悪くいう意味ではなく「何なんだこの人は!?」って思えるほど強烈な御仁でした。
ただ身体のレスポンスも驚くほどよかったのも覚えています。
ちゃちゃっと調整すると症状がすべて消える、みたいな。
いつも予約せずに飛び込んでくるスタイル。施術間隔は年に1回、2年に1回とかのペース。
ここ2年くらいは拝見していないなぁとカルテ整理をしながら思っていましたが、まさか体調を崩され療養されていたとは露知らず。
いつ来ても高圧的で (これは愛情表現と受け取ってください(*^^*))、エネルギッシュ&アグレッシブな方でしたので、毎日仕事に情熱を注いでいるとばかり思っていました。
治療院で施術した回数は通算6回。
このくらいの回数の患者さんは枚挙に暇がありませんが、これだけ鮮烈に記憶が残っていることを考えると、やはり相当に強烈な方だったのだなと思います。
おそらく患者さんも馬が合わないと感じていたこともあったでしょう。
それでも身体が楽になることを選んで足を運んでいただいたこと、感謝しています。
I さん、とても短い間でしたが、貴重なご縁をいただきありがとうございました。
病気から解放された今、とにかくゆっくり休んでくださいね。
残されたご家族様には慰めの言葉も見つかりませんが、時間が経過していく中で日常に戻られることを祈念しています。
哀悼の意を込めて。